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明星和楽ライブペイント編

カテゴリ:イベント タグ: 更新日 2012/09/11

前回の記事で挙げた福岡の明星和楽2012ライブペイントに参加しました。
今回はライブペントに焦点を当てて、準備から本番までの記録を書き残したいと思います。
明星和楽ライブペイント

参加のきっかけ

去年は一般客としての参加でした。
その中で行われていたライブペイントを眺めている内に自分もやってみたいな…と密かに思っていました。しかし普段一切アナログ作業を行わないデジタル絵描きの僕には現実的に難しいかなと考えていました。

そして今年の明星和楽前、去年一緒に参加していた知り合いの一人が「今年ライブペイントやりたいわー」と言い出したのをきっかけに調べてみると、まだ空きがあるとの情報が入ったので僕も枠が埋まる前にと勢いで申し込みました。
この時点では全くのノープランでした(笑)
電話中その1

準備開始

アナログで描くには当然画材が必要となります。
まずはどのサイズで描くか。去年のライブペイントを見た感じではB2かB1くらいかな〜と思ってたのですが、デカいのに描いた経験が無い僕は少し不安になり、知り合いや担当者にサイズってどんくらいなもんですかね〜と訊いてみました。結果『大きい方が目立っていいよ☆』とのことでしたので(当然の話ですがw)、B1のバネルを購入しました。
合わせてイーゼルも買いました。イーゼルは学生以来です。画塾でデッサン習ってた頃を思い出してテンションが上がってきました。
電話中その2

とりあえずイーゼルとパネルを買いました

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イラストボード

何を描こうかな?

今回の持ち時間は5時間。正直5時間というのは絵を描くのには短いです。なのである程度のスピードが出せる得意なタッチで一気に描き上げる必要がありました。時間内での着彩は難しいので基本線画。余裕があれば一部に色を入れようかなと計画しました。

まずはいつも通りMacでラフを描いてみました。
Macでラフ
明星和楽に参加して描くのだから、絵のテーマも沿ったものにしたいなと考えながら構想を練りました。
テーマは「明日の星(スター)をつかめ!」。
スターが集まるイベントのパワーと上を目指す人たちが将来のスターをつかむ為に走る姿を表現〜…とか言葉で説明すると難しいのですが、「何か凄いものつかむために頑張ろうぜ!」的な意気込みを絵にしてみました。

普段描くWeb上で展示する絵やポストカードと違ってある程度離れた位置からも見られる事が想定されたので、パッと見で勢いあって分かり易い構成が良いかなと考えました。

でもやっぱり不安なので練習してみる

ライブペイントの経験なんて無いし、そもそもアナログで絵を描くのも学生以来です。
いきなりぶっつけ本番は恐ろしかったので、用心深い僕は大きさに馴れるために先に用意していたB2パネルで練習をする事にしました。
少しずつ大きさに馴れていく作戦です。
B2で練習。
案外簡単なものでした。デジタルでいつもやってるズームも自分が動きながらやれば出来るのです(笑)この辺りの感覚は受験生時代にデッサン習ってた頃にしっかり叩き込まれてたので、当時の感覚を思い出しながら練習しました。

次はB1サイズ。
パネルもサイズが大きくなるとそこそこ値段が高くなるので、手持ちのB2パネルを2枚繋げて擬似的にB1パネルを作成しました。
B2パネルを繋げる
B1になるとやはりデカい!
B1で練習してみた。
でも何とか描けそうな感じ。

使った画材

下絵用の3Bの鉛筆。ペン入れ用の油性ペン。下絵を消すための練りゴム。
色入れる時のために実家の押し入れ漁って回収した学生時代のアクリルガッシュ。
画材

本番当日

今回は搬入時も搬出時も雨で大変でした。
イーゼル、パネル、画材…大変ながらも祭りの準備は楽しかったです。
午前中に搬入を済ませて、描き始める夕方までは明星和楽のイベントを楽しみました。

さぁ描き始めるぞ

昼の組との入れ替えの場所取りとセッティングで最初の30分使ってしまった(交代用の時間を設けて欲しかったな〜)ので持ち時間は賞味4時間半。
練習もしたし何とかなるだろ〜と割と楽な気持ちで描き始めました。
下絵
ライブペイントに参加しといて言うのもアレですが、僕は昔から作業してる所を後ろから見られるのが苦手でした。何でしょうかね?描きかけを見られるのが恥ずかしいような(笑)。
なので最初は少し緊張しましたが、徐々に吹っ切れていって、むしろ見てってくださいって気持ちに変わりました。見られる快感に目覚めたのです(笑)。
ペン入れ開始
ペン入れ開始。この辺りまでは練習した甲斐あって割とスムーズに行きました。
ゴリゴリペン入れ
↓描いてる時はこんな感じです。
ライブペイント

交流

せっかくライブなんだから、色んな人と交流したいな〜と思っていました。
しかしやっぱり絵描いてると声かけづらいですよね?去年の僕もそうでした。
なので友人に頼んで「お気軽に声をかけてください」って背中に書いて貼ってと頼んだのですが、全然違う事書かれてました(笑)

声をかけてくださった皆様ありがとうございました!
照れくさかったのですがそれ以上に嬉しかったです!

迫る制限時間

最初から分かっていましたがやはり5時間はすぐに過ぎます。
完成系を作るのは無理があるので、目標としては「全体としてそこそこ何か分かるように仕上げる」でした。
受験の時のデッサンも制限時間内でどれだけそれっぽく描けるかが勝負でした。
要は明らかな未完成部分(一部は描き込みまくってるけど一方で大きな描き残しの余白が見える等)が無いようにしました。
なので背景とかシッチャカメッチャカだけど何となく追っ手が迫ってたり城があるなくらいは伝わるかなと…!
残り時間の少ない中で、その場のノリと思いつきで追っ手の忍者増やしたりギリギリを楽しみながら書きました。途中「今回女の子描かないんだ〜」ってコメントを頂いたので女の子も追加しました(笑)
ライブペイント作品
予定通り星の所に色を入れられて良かったです…ホント時間ギリギリでした(笑)

描き終えて

ライブペイントは2日目にチャリティオークションが行われていましたが、少し思う所もあり事前に辞退(強制参加ではないので)させて頂きました。
未完のまま売るのもちょっと気が引けるし、何より愛着もあって持って帰って飾りたかったからです(笑)

せっかくここまで描いたので続きを描きたいと思っていたのですが、あの明星和楽の中の限られた時間で描いた成果をそのまま残したい気持ちも出てきました。
なので、続きはデジタルに移行して普段のタッチで着彩して完成形を作ってみようと思います。

久々のアナログは予想以上に楽しかったです。
ペンで描けば手が汚れるし絵の具を使えば服につく。膝をついて描いてると膝めっちゃ痛くなるし腰にも来る。コマンド+Zは存在しない。
全身使って集中して描いていました。
忘れかけてた一発勝負の熱さを思い出せた貴重な体験でした。

続きの完成形は少し先になりますが必ず制作します!

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ハラダユーイチ(HRD-u1)

ハラダユーイチ

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1981年6月20日生まれ。システム制作会社で5年間Webデザイナーとして勤務した後、福岡イラストレーターとして独立。広告・ゲーム・スマホアプリ用のイラスト制作Webサイト制作、個人作品の販売等いろいろやってます。 お仕事のご依頼は随時受け付けています。メールにてお気軽にご連絡ください。

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