志免竪坑櫓のライトアップ
毎年恒例になっている志免竪坑櫓のライトアップが今年も行われます。
イベント名 | 立坑櫓ライトアップ 2013-2014Xmas&Newyear |
---|---|
主催 | 立坑櫓を活かす住民の会 |
期間 | 12/21(土)~23(月) ※22(日)は18時からキャンドルナイトのイベントあり |
12/31(火)~1/2(月) | |
点灯時間 | 18時~23時※31日は1時まで |
地元なので毎年眺めているのですが、ライトアップされて闇に浮かぶ廃墟の姿には奇妙な魅力があります。
トンガリの影がクリスマスツリーのように見えるところがポイントのようです。
イオンモール福岡からも見えるので、他所から来た人が見ると不思議に映ると思います。
そもそも竪坑櫓とはなんぞや
簡単に言うと炭坑内部へのエレベーター装置のようなものです。このタイプで現存するのは世界で3カ所(ベルギーと中国)しかないという貴重な建造物です。2009年には国の重要文化財に指定されました。
詳しくは志免町のWebサイトをご覧くださいー。
廃墟としてはかなりメジャーなのでググれば幾らでも情報が出てきます。
「竪坑」と「立坑」で表記揺れしてますね。
スポンサードリンク
重要文化財に指定される辺りから周辺が綺麗に整備されましたが、以前は荒れた土地の真ん中にポツンと立つ塔というイメージでした。子供の頃は不気味に感じつつも気になって近くを通る度に眺めていました。
以前(僕の幼少時代)は子供が勝手に建物の中に潜り込んで遊んでいたり、不良が落書きをしまくっていたりと割りと無法地帯でした(僕は入った事がありません…)。
↓ちょっと昔に撮った写真です。整備される前。
その後、志免町の総合福祉施設シーメイトが建ちます。
子供が遊べる公園やサッカーグラウンドが出来てかなり雰囲気が変わりました。
館内の小さな図書室では竪坑についての資料やビデオを閲覧出来るので詳しく知りたい方にはオススメです。
無料の駐車場が竪坑の目の前にあるのも魅力的です。便利です。
昼に来ても見どころ沢山
↓上で挙げた昔の写真と近い位置から撮った写真ですが、比較すると綺麗に整備されたのがお分かり頂けるかと思います。柵はありますが近くまで行ってみる事が出来ます。
櫓のすぐ近くには第八坑連卸坑口が残っています。資材や人が行き来した炭坑への入口です。当然ですが現在は封印されています
横から見るとこんな感じです。
ん?あれれ?
「なんか穴空いちゃったけどとりあえず板で蓋しとくわ〜」な所がありますね…!入れるのかな…(笑)
隠し坑口
これ知っておくとちょっと自慢出来るかも的な小ネタなのですが、竪坑の南側を走る道路脇に第五南側坑口の跡が残っています。殆ど埋まっていますが頭だけ確認出来ます。探してみてください〜。
竪坑を見たついでに勝田線や宇美線からの引き込み線の跡を探索するのもオススメです。
気になるボタ山登山イベント
ライトアップのイベントと合わせて毎年元旦早朝にボタ山登山が行われているのですが、いつも気になりつつ参加した事はまだありません。どなたか行かれる方いますか??
イベント名 | 初日の出観賞「ボタ山登山」 |
---|---|
日時 | 1月1日(火曜日)午前6時~(少雨中止) |
集合場所 | 立坑櫓下 |
問い合わせ | 立坑櫓を活かす住民の会事務局 電話090‐8677-5179(9時~17時) |
売り上げランキング: 130,291
スポンサードリンク
Volverebit(ボルバービット)は福岡でイラスト制作・Webサイト制作を行っています。
制作実績やご連絡方法についてはトップページをご参照ください。