嘉穂劇場を見学してきました
先日の飯塚の日記の続きです。
帰りに嘉穂劇場に寄ってみたらと勧められ見学してきました。
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創業昭和6年の現役の芝居小屋です。建物は国の登録有形文化財となっています。
チラッと中を覗けるくらいかなと思ったらガッツリ奥まで見られました。
客席
二階客席からの眺めです。一階の座席は舞台へ向かって傾斜していて木で仕切られています。
特等席が横側という不思議。
奈落と舞台
隠し通路への入口。
地下に通路が!
屈まないと頭をぶつける天井の低さです。
いわゆる奈落(舞台下)です。廻り舞台・迫りの機構を見ることが出来ます。
嘉穂劇場の廻り舞台は奈落に待機したスタッフ十数人が人力で廻しています。
地上に出ると舞台の真上です。どーん。
客席側から見るとこんな感じです。
小道具置き場も見ることが出来ました。昭和20年代まで使用されていた道具だそうです。
筑豊の炭坑全盛期には大小33もの劇場が名を連ねていたそうですが現存するのはこの嘉穂劇場だけになり、まったくの個人経営の芝居劇場としても全国で唯一の存在となっています。
水害の記録
2003年の水害で浸水した高さが示されていました。結構高いです。
見学料・所在地など
ちょっと寄るだけのつもりでしたが予想以上に楽しくて長居してしまいました。
年間公演数は約50日。意外と少ないです。公演日以外は見学用に解放されています。
大人300円とお手頃な料金で楽しめます。
嘉穂劇場
見学料:1人 300円(劇場前駐車場 100円)
休館日:年末・年始(公演日は見学できません)
※公演日の前後など、見学出来ない事もあるので要確認です→ 公演案内
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